前回、Qanba Pearlのボタンを交換しましたが、今回はタイトルの通り「レバー交換」を行っていきたいと思います。
最初から搭載されている三和電子製のレバーから、セイミツ製のレバーに交換をしていきます。
セイミツのレバーといえば「シューティングゲームをプレイするのに適している」みたいなことも言われてますが、はてさて一体どうでしょうか…
目次
レバーの違いについて
2021年現在、各社から様々なレバーが登場しており、プレイヤーは自分に合ったアケコン用レバーを探し求めています。
今回はその辺りは割愛し(機会があれば今後紹介)、三和とセイミツの違いをまずは書いていきたいと思います。
三和レバー
現在販売されているアケコンのほぼ9割に最初から搭載されているレバー。
静音レバー、高反発静音レバーなどが存在します。
多くのアケコンに採用されていることからわかるように、特に変なクセもなく非常に使いやすいレバーとなっています。
換装用パーツも多く販売されており、三和レバー自体をカスタムすることも可能。
セイミツレバー
今回換装する予定のレバーがこちら。
しっかりとした入力感があり、遊びが少ないのが特徴となっています。
自分の感覚ですが、ちょっと三和レバーに比べて入力音が大きいかなぁ?と感じることがあります。
今回はセイミツ40周年記念レバーに換装していきます。
セイミツ40周年記念レバー
上で少し紹介しましたが、今回はセイミツ40周年記念レバーに交換していきます。
通常のセイミツレバーと使用感は変わりませんが、特別なデザイン+組換え用のパーツ一式がセットになった特別仕様となっています。
一式内容は
・40周年特別仕様記念レバー本体
※シャフト、スプリング、ガイド装着済み
・交換用シャフト3本
※ショート・ミディアム・ロングの3本
・40周年特別仕様レバーボール
・交換用スプリング2本
※ソフト、ハードの2種類
・交換用レバーガイド
・スペアダストカバー
・スペアEリング
となっています。
今回のセイミツレバーのセッティング
今回換装するセイミツレバーのセッティングは以下の通り。
・シャフト(ノーマル)
・スプリング(ハード)
・ガイド(四角)
純正状態からスプリングとガイドを交換したくらいですね。
スイッチもスプリングも若干固めなのが好きなので、今回のセッティングがどうでるか…
ゴールデンレバーのジャパニーズセッティングも気になるところですが、OTTO DIY V2が結構重くて疲れてしまったので購入はちょっと悩んでます。
あと、レバーだけで15,000円はなかなかにヘビーですわ…
レバー交換【レバー取り外し】
今回使用するアケコンはこちら。
例にも漏れず、以前紹介したQanba Pearlを使用します。
前回ボタン交換を行ったあのアケコンですね。
アケコン紹介記事はこちらから
ボタン交換記事はこちらから
基本的な分解方法はボタン交換の際に説明したので、さっくりといきましょう。
まずは裏蓋を外します。ネジは6ヶ所で止められているのでプラスドライバーで外しましょう。
裏蓋を開けて本体内部にアクセスをします。
今回はレバーの交換なので、ボタン側には一切触れません。
次にハーネスを取り外します。
5色のケーブルがまとめられ、爪で引っかかっています。
レバー本体側に端子があるので、折ってしまわないように注意して引き抜きましょう。
次にレバーボールを外します。
シャフトのお尻側にマイナスドライバーを挿し、シャフトが回転しないように押さえます。
そのままレバーボールを反時計回りに回します。
レバーボール、シャフトカバー、ダストカバーの3つが一緒に外せます。
あとは台座の固定ネジを4本外せばレバーの取り外しが完了となります。
セイミツレバーを取り付ける
レバーを取り外すことができれば取り付けはもうできたも同然です。
取り外したときと逆の手順で取り付ければOK。
まずは台座を先に取り付けます。
取り付けネジは三和レバーに取り付けられていたネジを使用しましょう。
40周年記念レバーは三和ベース台座と同じネジ穴位置になっているので、問題なく取り付けることができます。
また、レバーボールのネジ穴はどちらも同じ径となっているので、三和製・セイミツ製どちらのレバーボールも取り付けることができます。
今回は40周年記念レバーに同梱していた箔押しレバーボールをそのまま取り付けました。
※注意点
三和とセイミツではハーネスのコネクタ部が裏表逆になっているので注意しよう。
台座を取り付けたときに爪の引っかけ部がどちらにあるかしっかりと確認して配線を取り付けよう。
自分の好みに合わせてレバーも交換
今回交換した状態でいくつか格ゲーをプレイしてみましたが、三和とはまた違ったプレイフィールで個人的にはセイミツの方が好きかなって感じを受けました。
セイミツはボタンにしてもレバーにしても、しっかりとした入力感が特徴であり、柔らかめの入力が苦手な方はセイミツレバーに換装するのはいいかも知れません。
また、セイミツレバーが入っていた箱は取り外したレバーが保管できるので特別なことが無い限りは再利用するのをおすすめしています。
少しの間はこのセッティングでプレイをしてみますが、シャフトの長さを変えたりガイドを変えたりしながら感触を確かめていきたいと思います。
もし可能なら…いずれゴールデンレバーを!!
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