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PCで使えるおすすめSteam用コントローラー【有線・無線】

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ここ最近、以前よりもPCとコンシューマーでゲームをマルチ展開する手法が増えつつあります。
徐々にクロスプレイのタイトルも増えてきているので、高性能のゲーミングPCを持っている人はPC版を購入する傾向にあります。
SteamというPCゲームを購入するのに特化したサービスが現れたことにより、手軽にPCゲームをプレイすることができるようになりましたね。
カジュアルにPCゲームをプレイできるようになり、ゲームプレイに必要な周辺機器も増えてきました。

ということで今回はPCでゲームをプレイするのにおすすめのコントローラーの紹介をしていきたいと思います。

Steamでサポートしている入力方法

Steamでは「XInput」と「DirectInput」の2種類の入力方式に対応しています。
この2種類の入力方式ですが
▼XInput
XBOX用のコントローラー入力形式。
同じMicrosoftということで、WindowsPCでもこの入力方式が採用されています。
現在のPCゲームの主流であり、ゲーム側が対応していればキー設定等を別途行う必要はありません。
基本的にコントローラーの全ての機能を使用することができるます。
※好きなボタン配置にしたい場合はオプションで変更可能。
▼DirectInput
旧来の入力方式。
XBOX系以外のコントローラーは基本的にこの入力方式を取っています。
ボタンの個数によっては使用前に設定を行う必要があります。
また、コントローラーによっては全ての機能を使用できない場合もあるので注意が必要。
※PS4、SwitchのコントローラーもDirectInput方式です。

Steamでコントローラーを使用するには

▲Steamで使用可能になるとゲームだけでなく様々な機能を設定できる。


基本的にPCにコントローラーを認識させれば使用することが可能です。
パッド型コントローラーの他、アーケードコントローラーやその他の特殊コントローラーも認識さえさせてしまえば使用可能です。
USB接続以外のコントローラーも、変換機経由で使用できるものもありますので、昔のコントローラーを使用したい場合は変換機の購入も視野にいれるといいでしょう。

また、Steamのクライアント側で正式に「XBOX」「PS4」「PS5」「Switch」のコントローラーがサポートされているのでまずはそれぞれのゲーム機純正のコントローラーを使う方が安心です。
というよりも、純正のコントローラーの方が取り回しもしやすくなっているので、購入して間違いはないと思います。
もしお気に入りのコントローラーがある場合は、そちらを選択するのがいいでしょう。

PCで使えるおすすめのコントローラー紹介

ここからはPCで使えるおすすめのコントローラーの紹介をしていきたいと思います。
今回はPCゲーム始めたての人に向けた紹介となるので、SCUFのような改造コントローラーではなく、ボタン設定程度で使用できるコントローラーのみの紹介とさせていただきます。
これは私が個人的におすすめしやすいと感じたものなので、他の人と意見が違う場合もありますがよろしくお願いします。

Nintendo Switch Proコントローラー【プロコン】

モンハンライズを機に購入したSwitch用のプロコン。
Steamに正式対応しているということで使用してみたら意外と使い勝手がよくてビックリしました。

▲本体同梱のジョイコンよりアクションゲーム等に向いている操作感が特徴。

以下Nintendo Switch Proコントローラーの特徴について紹介します。
※有線でも無線でも接続可能だが、無線接続するにはPCに受信機なくてはならないので、別途準備が必要な場合もある。

▼XBOX準拠のスティック配置
ProコンのスティックはXBOXコントローラー準拠の配置になっています。
アナログスティックをデフォルトで使用するソフトが一般的になっているので、この配置はとてもプレイがしやすく、何なら全てのコントローラーがこのスティック配置にならないかと思っているほどです。

▲XBOX準拠のスティック配置はゲーム史上最大の発明だと主張したい。

また、スティックの反発も強過ぎず弱過ぎずというのも私の中では評価が高いです。
一時期はスティック周りの耐久性を懸念する声も多かったですが、今では改善しているようも感じます。

▼ZL・ZRの押し心地
最近ではサードパーティー製のコントローラーに「トリガー押し込み調整」が多く採用されています。
SCUFやnaconやRazerのような高級コントローラーに搭載されている他、アタッチメントとして後付けできるパーツも販売されています。
特にFPSをプレイする層に人気で、より早く相手よりも銃を撃てるようトリガーのストロークが短いコントローラーは注目を浴びています。
Proコンはデフォルトの状態でトリガーのストロークが短くなっており、感触もスイッチのオンオフがわかりやすく音も静かです。

▲ぱっと見ただけでもトリガーのストロークに差があるのがわかる。

▼ボタンの静音性
もしかしたらプレイをする環境や固体によって差があるかも知れませんが、とにかくボタンを押したときの音が他のコントローラーより小さく聞こえます。
特にLボタンとRボタンの音の小ささは顕著で、Proコンを使用した後に他のコントローラーを使用するとその打鍵音が気になるほどでした。

▼画面表記とボタンの相違
基本的にSteamのゲームは「マウス+キーボード」or「XBOXコントローラー」での操作を推奨にボタン表記がされています。
ProコンはXBOXコントローラーとボタンのアルファベット配置が違うので慣れない内は頭がこんがらがってきます。
AとB・XとYの位置が逆になっているので、決定やキャンセルを含む画面表記との差異を感じ、咄嗟に押すべきボタンがわかりにくくなっています。

▲物理的にボタンのアルファベット位置が違うのがプレイしてて面倒なところだった。

コントローラーの大きさや厚さはベストでボタンの押し心地も素晴らしく、自分にとっては最高の使い勝手なのだがアルファベット配置がちょっと違うのがちょっと……という感じでした。
慣れてしまえば何てことはないのですが、慣れるまでちょいちょい手元を確認しながらプレイするのは少し大変でした。
とは言え、プレイした際の手元の感覚は他のコントローラーよりも気持ちよくゲームがプレイできるものでした。
特にZL・ZRを多用するタイトルに関しては、Nintendo Switch Proコントローラーが一歩上かな?と思います。

XBOX ONEコントローラー【ONEコン】

ザ・PCゲーム用コントローラーの代表
画面表記も含め、振動機能や諸々の機能全てがSteamゲームで使用ができます。
やはりMicrosoftとWindowsPCの取り合わせは安定している上に最強の組み合わせですね。

▲PCゲームと言えばXBOXコントローラーというくらい定番のコントローラーだ。

▼PCゲームで安定した動作が約束される
Windows標準でコントローラーが対応している他、基本的にPC用ゲームはXBOXコントローラーを前提にゲームメーカー側も製作しています。

▼乾電池で動くのも高評価
乾電池で動作するというのも使い勝手向上に一役買っています。
充電式のコントローラーが流行っている昨今、乾電池を入れ替えることによって充電という工程をスキップできるのは素晴らしい。
有線で接続している時は電池を抜いておけるので、乾電池分の重量を無くすこともできます。
私はエネループを使用して使っていない方の電池セットを充電して……を繰り返しながら使用しています。

▲4本準備しておけば常にコントローラーを使用し続けることができる。

▼低遅延の無線接続
有志の検証により無線接続での遅延がとても少ないことが判明しました。
場合によっては有線接続よりも遅延がない場合もあり、無線接続を積極的に使用することも視野に入れられます。
取り回しに関しても無線の方が良いのだが、電池(バッテリーユニット)分の重量が増えるのがデメリットになる場合もあります。

ひとつだけ不満点があるとすれば、XBOX360コントローラーが破格の安値かつ耐久性抜群だったため、ONEコントローラーの値段にはちょっと驚きました。
無線ユニット内蔵という点で高くなっていると思いますが、ちょっと高いかな?と感じました。
360コントローラーを愛用している人は販売終了する前に買っておいた方が良いかも知れません。

デュアルショック4【PS4】

国内ではXBOXコントローラーよりも使用人口が多いコントローラーで、入力方式はDirectInputとなっています。
Steamでも正式対応しており、ゲームでも問題なく使用できています。

▲最近ではPS準拠のボタン表示があるゲームも増えている。

▼使用人口の多さが強み
PS4の国内シェアが大きいため様々な周辺機器も販売されている。
Sony公認のものであればPCでもしっかり使えるので、コントローラーだけでも色々と選べるのは嬉しいですね。
純正コントローラー用のアタッチメントも多数あるのでシェアという面ではPS4コントローラーを選ぶのが一番かも知れないですね。

▼Windowsとの相性
普通に使用する分には特に問題はないのですが、接続を行った際に想定していない動きをする時があります。
PS4コントローラーを接続したときにオーディオインターフェースとして判別される場合があり、音声出力がPS4コントローラーに変更されるときがあります。
設定はすぐに元に戻せるのですが、初めてこの現象に遭遇した人は少し戸惑うかもしれません。

▲コントローラーを使用しての音声入出力ができるのも特徴。


DualSense【PS5】

PS5の登場と共に登場した最新の公式コントローラー。
基本的な機能はデュアルショック4と同じですが、内部的な機能は色々と変更点があります。
ゲーム内の挙動に合わせてトリガーの重さが変わるアダプティブトリガーや、ゲーム内と連動しより没入感を高めてくれるハプティックフィードバックなどが搭載されています。
しかし、デュアルセンスの全機能を使えるのはまだPS5だけなので、今後のアップデートに期待が高まります。
ケーブル接続がType-CになったりLRボタンやトリガーの形状が変化したりと細かい変更点はあるものの、現状では無理にデュアルショック4から移行する理由は見つかりませんが、元々デュアルショック4を使用していて、買い替えを機にデュアルセンスにするというのはアリかも知れません。

各コントローラーのケーブル端子規格

充電やデータ送信を行う際に必要なUSBケーブルですが、製品によってケーブルの規格が違います。
基本的には同梱しているケーブルを使用すれば問題なく使えますが、物によってはケーブルが別売りの場合があります。
今回紹介したコントローラーについては以下の通りになります。
▼micro USB Type-B
デュアルショック4

XBOB ONEコントローラー

▼USB Type-C
Nintendo Switch Proコントローラー

DualSense

最終的なおすすめとしては

▼上記の内、どれかしらのコントローラーを持っている
使い慣れたそのコントローラーを使い続けましょう。
下手に慣れていないコントローラーにするよりも使い慣れているコントローラーが一番です。

▼初めてPCゲーム専用に購入したい
個人的おすすめ1位:XBOX ONEコントローラー
不具合なく使用できるというのは大きな点です。
面倒な初期設定もいらないので、初PC用コントローラーはXBOX系をおすすめします。

▼色々コントローラーを使ってるけどPC用はどうしよう
Nintendo Switch Proコントローラー
PCゲーム用に任天堂!?
と驚く方がいるかもしれませんが、操作性もしっかりしており、ZL/ZRの押下距離が短いというのは利点となります。
特にFPSをプレイしている人はその恩恵を得ることができるでしょう。

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  • この記事を書いた人

あんどーさん家

クリエイター集団『あんどーさん家』のサイト。 水樹・たいありウィング・庵堂ナイチンゲールの3名が所属。 各々の得意分野で各々が発信を行っている。 共通していることはお酒好きでゲーム好きということ。 日々の生活がちょっと楽しくなる情報を発信したい。

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