あんどーさん家

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【アケコン】Qanba Pearl紹介【Obsidian別色】

前回、初心者におすすめしたい格ゲーを紹介しました。
その格ゲーとは切っても切れない存在があります。
それはアーケードコントローラー、略して「アケコン」です。

今回は満を持して国内取り扱いが開始された「Qanba Pearl」の紹介をしていきたいと思います。

格ゲーにアケコンをおすすめする理由

現在では格ゲーの大会やイベントの殆どが家庭用機やPCで開催されています。
メーカー側もパッドでの操作を想定してゲームを作っているので、格ゲーをプレイするのにアケコンを絶対に使用しなければいけないということもありません。

しかしながら、やはり私は格ゲーをプレイする上ではアケコンを使用することをおすすめしています。

●同時押しがしやすい
ボタンの同時押しがしやすくなっています。
パッドでも同時押しボタンを設定すれば問題ないと思いますが、タイトルによってはボタンが足りなくなる恐れもあります。

●特殊な行動がしやすい
鉄拳における山ステのような、十字キーでは行えないような動きもアケコンだからこそ実現します。
プレイタイトルによってはアケコンの方が優勢になれる場合もあります。

●交換用パーツが多数
アケコンはレバーやボタンをはじめ、細かい様々なパーツが交換可能となっています。
ボタンのストロークが短い、レバーの長さを調整する、スイッチを交換する……
道具として自分が使いやすいように細部まで細かくカスタマイズすることが可能です。

●見た目の重要性
普通とは違うカラーリングにしたり、オリジナルのイラストを天板に描くことによって大会やイベントで滅茶苦茶目立ちます。
見た目のインパクトは凄い大事で、プレイヤーとしての印象を強烈に残すことができます。
私がアケコンを使い続ける一番の理由がこれかも知れません。目立ちたがり屋なのです。

アケコンを使用し始めた人にはピンとこないところもあるかと思いますが、上記の理由から私は格ゲープレイにアケコンをおすすめしています。
何より自分の好きなようにいじれるというのは大きなメリットで、パッドよりも拡張性が高いと感じています。

Qanba Pearlとは?

Qanba Pearl」は先行して販売されていた「Qanba Obsidian」と同型の色違いアケコンとなります。
Obsidian=黒曜石に対するPearl=真珠ということで、色的に対になる存在となっています。

▲Qanba社の高級アケコンObsidian。プロゲーマーのときどが使用していることでも有名だ

このQanba Pearlですが、販売が開始されたのは2020年7月。
その時は国内販売はされておらず、海外から個人で輸入するしか入手する方法がありませんでした。
しかもそこそこの期間で完売してしまったため、当時の私はQanba Pearlを入手することが叶いませんでした。
その後再入荷されるもまたもやタッチの差で購入できず……しかし2021年3月に再々販!
よし、やっと買えるぞ!」と思ったところに国内取り扱い開始の報が!
国内で買えるならそっちの方がいいじゃないということですぐさま注文をし、先日念願のQanba Pearlが届きました。

▲白系のアケコンはあまり種類がないので、このまま使用していてもすごく目立つ。

Qanba Pearlの外観をチェック

それではまず、Qanba Pearlの外観からチェックしていきたいと思います。

▲ライトを当てて撮影したらあまりにも白く輝いていたので、画像調整を行ったくらい。

Qanba Pearlはノアール配置と呼ばれるレイアウトになっています。
現在のアケコンはビュウリックス配置とノアール配置のどちらかのレイアウトが採用されており、プレイヤーはこの「ボタン配置」の好みによってもアケコンを選択しています。

●ビュウリックス配置
レバーとボタンの感覚が狭めで左のボタン2個以外が平行に配置されています。
基本的にはこのビュウリックス配置がゲームセンターでは主流です。

▲ゲームセンターの筐体と言えばの配置。一度は見たことあるだろう。

●ノアール配置
レバーとボタンの感覚が広めでボタンが右下がりに設置されています。
鉄拳やガンダム、バンダイナムコ系のゲーム筐体に採用されており、鉄拳プレイヤーが好んで使用しています。

▲右手をボタンに置いたときに、指の配置とピッタリ合うのがこのノアール配置だ。

さて、Qanba Pearlはこのノアール配置を採用しており、Obsidianとはカラーだけでなくレバーとボタンの配置も対になっていまる。
個人的にはノアール配置が好きなのでホワイトカラーかつノアール配置にテンションが上がりましたね。

レバー・ボタン

Qanba Pearlのレバーとボタンは三和電子製を採用。
シャフトカバーとダストカバーもホワイト一色になっています。

▲汚れたとしても各パーツごとに販売されているので、いつでも交換可能だ。

天板上部には諸々の機能系ボタンが集約されています。
ただひとつネックなのは慣れるまでオプションが直観的に押しにくいという部分でしょうか?

▲Pearlはオプションボタンがわかりやすいように縁取りされている。

タッチパッドは上部に設けられています。
本体の上部は少々の傾斜がかかっているのでタッチパッドは押しやすくなっています。

▲トレモのポジションリセットによく使われるのでタッチパッドは押しやすい位置かどうかは大切。

USBケーブル

USBケーブルは一体型で本体に収納するタイプとなっています。
ケーブル通しの穴は2か所あり、環境によって左右どちらの穴から出すか選択できます。

▲カバーを開けるとケーブルが入っている。ケーブル長は2.7mとなっている。

▲ケーブルを通す穴は2か所完備。

3.5mmジャック

ヘッドセットを接続するための3.5mmジャックはアケコン前面下部にあります。

▲左前面下部のステレオジャック完備。4ピンのヘッドセットを接続すればPS4でもボイスチャットを使用可能。

レバーやボタンを交換したい場合は

レバーやボタンを自分好みのものに変更したい場合は、一度アケコンを分解しなくてはいけません。
Qanba Pearlは底面にあるネジを外し、上下のパーツに分解する仕様となっています。

▲底面は6本のネジで止められているので、全てを外して分解を行う。

ネジを外し底面のカバーを外せば中にアクセスできるので、あとはレバーやボタンを交換するだけになります。

▲交換の手順はそこまで難しくないが、慣れない内は手を出しにくいだろう。

後日ボタン交換などを行いたい方向けのアケコンカスタマイズ記事をアップしたいと思うので、アップした際は参考にしてみてください。

4/25、ボタン交換記事アップしました。

近年まれに見る美しさのQanba Pearl

現在私はメインでVictrix Pro FSを使用していますが、常々Qanba Obsidianを使用してみたいと思っていました。
25,000円という値段は決して安くないものですが
・入力遅延の少なさ
・見た目の美しさ
・専用パーツでヒットボックス化可能
・安心と信頼の製品クオリティ
を考えると、値段に対する出来の良さやコスパは最高クラス……いや、最高と言えるでしょう。
私はノアール配置が好きなのでPearlを選びましたが、ビュウリックス配置が好きな人はObsidianも選択に入るでしょう。
ちなみに私の現在のメインアケコンはこちら

▲なぜかこの画像しか手元になかった…。もちろん自分用にカスタマイズ済み

Victrix Pro FS

初心者におすすめしたい格ゲー

http://taiarigame.com/fighting_game_001/

  • B!